muni Art Award 2021 審査員
muni Art Award 2021 では画家の池永康晟、諏訪敦をゲスト審査員として迎えるほか、アートフェアマネージングディレクターやギャラリストなど総勢7名による幅広い視点から次世代のアーティストを発掘します。
審査員からのメッセージ
諏訪敦
Suwa Atsushi
ゲスト審査員
武蔵野美術大学大学院修士課程修了。美術家 / 画家。武蔵野美術大学教授。
1994年、文化庁芸術家派遣在外研修員に推挙、2年間スペインに渡る。個展として、2000年『大野一雄・慶人』(日本橋三越本店)、2011年『一蓮托生』(成山画廊)、2011年『諏訪敦絵画作品展 ~どうせなにもみえない~』(諏訪市美術館)、2017年『諏訪 敦 2011年以降/未完 』 (三菱地所アルティアム) などを開催。
このほか、2011年 NHK日曜美術館『記憶に辿りつく絵画~亡き人を描く画家~』にて単独特集、2013年 小谷忠典監督 短編映画『flow』、2016年 ETV特集『忘れられた人々の肖像~画家・諏訪敦 “満州難民”を描く』などへ出演。最新の画集に『Blue』(青幻舎)がある。
井浦歳和
Iura Toshikazu
画商 ギャラリスト 美術商、ブレイク前夜〜次世代の芸術家たち〜統括プロデューサー AaP/roidworksgallery 主宰、 美術商交換会いちいち会 会主 日本洋画商協同組合会員・日本現代版画商協同組合・理事新美術商交友会理事・日本現代美術商協同組合会員
北島輝一
Kitajima Kiichi
アートフェア東京マネージングディレクター
日系・外資系証券会社で勤務ののち、2011年にアートフェア東京企画会社の譲渡を受け、現職
小暮ともこ
Kogure Tomoko
東京都生まれ。米国に留学後増保美術(銀座/ 現在は神田)に入社、主に近代日本画を専門に扱う。2005年夫のGALLERY KOGURE(神保町)設立に伴い同ギャラリー社員となり、「優美魂物(Object beauty)」と「超絶技巧(Super technic)」を軸に新進気鋭の現代作家を国内外に紹介する。並行して2008年より増保美術で現代美術LOWER AKIHABARA.を運営。2019年には増保美術を西神田に移転し代表取締役に就任、現在に至る。
高島匡夫
Takashima Masao
大学卒業後福岡の骨董商に入店、古美術品を幅広く扱う。その後上京し、1980年に東京・青山にて浮世絵の専門店ギャラリー紅屋を開店、歌川国芳のコレクションを中心国内・外随一の版画を紹介する。ロッカクアヤコとの出会いをきっかけに現代美術の面白さを知り、コンテンポラリーアートの新人作家も多数輩出。日本浮世絵商協同組合理事長、全国美術連合会組合員理事。
田中千秋
Tanaka Chiaki
1965年京都市生まれ。東京大学卒業後、映画制作、農業、IT業界を経て、2003年、父と共に東京銀座にて「秋華洞」を開業。日本美術、浮世絵、現代アート等を幅広く扱う。平安から現代に至る筆跡を含む美術品を紹介するほか、国内外のアートフェア・展覧会への参加多数。美術品買取事業も積極的に行い、古書画を次の世代につないでいる。現在は若いアーティストの発掘と育成にも力を注いでいる。